家族がヘルパンギーナ!大人への感染を防ぐには
子どもがヘルパンギーナにかかってしまうと、看病する大人への感染が心配になります。家庭内で感染を広げないためには、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。まず、感染した子どもと接する際には、基本的な感染予防策を徹底することが最も重要です。主な感染経路は、飛沫感染、接触感染、糞口感染です。そのため、子どもの咳やくしゃみを直接浴びないように注意し、看病する際はマスクを着用するのが望ましいでしょう。また、子どもの鼻水や唾液、便などに触れた後は、必ず石鹸と流水で丁寧に手を洗い、アルコール消毒も併用しましょう。特におむつ交換の後は、念入りな手洗いが不可欠です。次に、タオルの共用は避け、食器やコップなどもできるだけ分けて使用するようにしましょう。子どもが使ったおもちゃや、よく触れるドアノブ、テーブルなどは、こまめに消毒用アルコールや次亜塩素酸ナトリウム(家庭用の塩素系漂白剤を薄めたものなど)で拭き取ります。子どもの食べ残しや飲み残しを口にするのも避けましょう。また、ヘルパンギーナのウイルスは、症状が治まった後も、数週間にわたって便の中に排出されることがあります。そのため、症状が改善した後もしばらくは、トイレの後やおむつ交換後の手洗いを徹底することが大切です。そして、看病する大人自身の体調管理も重要です。十分な睡眠と栄養を摂り、免疫力が低下しないように気をつけましょう。疲労が溜まっていると、ウイルスに感染しやすくなります。もし、看病している大人に、喉の痛みや発熱といったヘルパンギーナを疑うような症状が現れた場合は、早めに医療機関を受診し、医師の指示を仰ぎましょう。家族内での感染拡大を防ぐためには、感染予防の意識を高く持ち、家族全員で協力して対策に取り組むことが大切です。