子どもがRSウイルス感染症で入院した場合、特に乳幼児であれば、保護者の方の付き添いが必要となることがほとんどです。慣れない病院での生活や、子どものつらそうな姿を目の当たりにすることは、親にとっても精神的・肉体的に大きな負担となります。入院中の付き添いにおいて、親としてどのような心構えを持ち、何に気をつければ良いのでしょうか。まず、最も大切なのは、医師や看護師とのコミュニケーションを密に取ることです。子どもの状態や治療方針、今後の見通しなどについて、分からないことや不安なことは遠慮せずに質問し、十分に説明を受けるようにしましょう。医療スタッフは、子どもの治療だけでなく、家族のサポートも重要な役割と考えています。次に、子どもの精神的なケアです。入院生活は、子どもにとって大きなストレスとなります。慣れない環境や、検査・処置への恐怖、そして体調不良による不快感などから、不安になったり、機嫌が悪くなったりすることがあります。できるだけそばにいて、優しく声をかけたり、抱きしめたり、好きな絵本を読んであげたりするなどして、安心感を与えるように努めましょう。ただし、保護者自身の休息も非常に重要です。付き添い疲れで体調を崩してしまっては、元も子もありません。可能であれば、他の家族と交代で付き添ったり、看護師に相談して一時的に休憩を取らせてもらったりするなど、無理のない範囲で付き添うようにしましょう。また、院内感染の予防にも注意が必要です。RSウイルスは感染力が強いため、他の患者さんや医療スタッフへの感染拡大を防ぐために、手洗いや手指消毒を徹底し、マスクを着用するなどの基本的な感染対策を守りましょう。そして、退院後の生活についても、医師や看護師から指導を受けることになります。自宅でのケア方法や、再受診のタイミング、そして保育園や幼稚園への登園の目安などをしっかりと確認しておきましょう。RSウイルス感染症の入院は、親子にとって大変な経験ですが、医療スタッフと協力し、前向きな気持ちで乗り越えていくことが大切です。