なんだか胃がムカムカする、胸やけがする、吐き気がする…。そんな不快な症状は、誰にでも起こり得るものです。多くの場合、食べ過ぎや飲みすぎ、ストレスといった一時的な原因で起こりますが、中には注意が必要な病気が隠れていることもあります。胃がムカムカする主な原因としては、まず胃酸の過多や逆流が挙げられます。胃酸は、食べ物を消化するために必要な強酸性の液体ですが、何らかの原因で過剰に分泌されたり、食道へ逆流したりすると、胃や食道の粘膜を刺激し、ムカムカ感や胸やけ、吐き気を引き起こします。暴飲暴食、脂っこいものや刺激物の摂りすぎ、早食い、食後すぐに横になるといった食習慣は、胃酸の分泌を促したり、逆流しやすくしたりする原因となります。また、精神的なストレスも、自律神経のバランスを乱し、胃酸の分泌をコントロールしている神経に影響を与え、胃酸過多や胃の運動機能の低下を招き、ムカムカ感の原因となることがあります。その他、ピロリ菌感染による慢性胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎といった消化器系の病気、あるいは妊娠中のつわり、薬剤の副作用なども、胃のムカムカを引き起こす可能性があります。まず試したい対処法としては、安静にして体を休めることです。特に、食後はすぐに横にならず、上半身を少し高くして座ったり、ゆっくりと過ごしたりすると、胃酸の逆流を防ぐのに役立ちます。また、消化の良い、温かい飲み物(白湯やハーブティーなど)を少量ずつ飲むのも、胃の不快感を和らげるのに効果的な場合があります。ただし、自己判断で市販の胃薬を長期間服用し続けたり、症状が改善しないのに放置したりするのは避けましょう。症状が続く場合や、他に気になる症状(例えば、激しい腹痛、嘔吐、黒色便、体重減少など)がある場合は、必ず医療機関を受診し、医師の診察を受けることが大切です。
胃がムカムカ…その原因とまず試したい対処法