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男性更年期障害の主な症状身体・精神・性機能
男性更年期障害(LOH症候群)は、男性ホルモン(テストステロン)の低下によって、身体面、精神面、そして性機能面にわたる様々な症状が現れる状態です。どのような症状に気づけば、男性更年期障害の可能性を考えるべきなのでしょうか。主な症状を理解しておきましょう。まず、身体症状としては、以下のようなものがあります。「全身倦怠感・疲労感」:十分な睡眠をとっても疲れが取れない、体がだるくて重い、気力が出ないといった症状が持続します。「筋力低下・筋肉痛・関節痛」:以前よりも力が出なくなった、筋肉が落ちた感じがする、あるいは原因不明の筋肉痛や関節痛に悩まされることがあります。「ほてり・のぼせ・発汗」:女性の更年期障害と同様に、突然顔がカーッと熱くなったり、汗が噴き出したりすることがあります。「頭痛・めまい・耳鳴り」:自律神経の乱れが関与していると考えられています。「睡眠障害」:寝つきが悪い、夜中に目が覚める、熟睡感がないといった不眠の症状や、逆に日中に強い眠気を感じることもあります。「体重増加・内臓脂肪の増加」:代謝が低下し、太りやすくなることがあります。次に、精神症状としては、以下のようなものが見られます。「気分の落ち込み・抑うつ気分」:理由もなく気分が沈んだり、悲観的になったり、涙もろくなったりします。「不安感・イライラ感」:些細なことで不安になったり、イライラしたり、怒りっぽくなったりします。「意欲低下・興味の喪失」:以前は楽しめていたことにも興味が持てなくなったり、何事にもやる気が出なくなったりします。「集中力低下・記憶力低下」:仕事や勉強に集中できない、物忘れが増えたと感じることがあります。そして、性機能に関する症状としては、「性欲減退(リビドー低下)」:性的な関心や欲求が低下します。「勃起不全(ED)」:勃起しにくくなったり、維持できなくなったりします。「朝立ちの減少・消失」:朝の勃起の回数が減ったり、全くなくなったりします。これらの症状は、全ての人に同じように現れるわけではなく、症状の種類や程度、組み合わせには個人差が大きいのが特徴です。